事例ゼロでも商談が動くストーリー型フレーム

新製品の商談はPoCで効果を示せ

PoCが実施されない3つの理由


PCの前で頭を抱える人物と順位が下がるランキングのアイコン。部門課題としての優先度が低いことを示す。
● 部門課題では優先度が低い

部門課題のPoCは「できればやりたいこと」と見なされがちです。

他の施策に埋もれ、予算の対象になりません。

困惑した人物とカレンダーのアイコン。今すぐ着手する理由が見つからない課題感を表現。
● 今すぐ着手する理由がない

課題には共感されても、「なぜ今やるべきか」が伝わっていません。

タイミングを逃し、来期以降に先送りされます。

テーブルを囲んで議論する人物たちが混乱している様子のイラスト。社内への説明がうまくいかない状況を示す。
● 社内を上手く説得できない

PoCの目的や背景が説明できず、稟議に必要な根拠が不足しています。

社内での合意形成が進まず、提案が止まります。



ケースシナリオ™でPoCを実施させよう!


ノートパソコンの画面を見ながら、3名のビジネスパーソン(男性2名、女性1名)が提案内容を確認している様子。左側には「IR情報」「製品特性」「ストーリー」と記された3つの六角形アイコンが縦に並び、ケースシナリオ™の構成要素を視覚的に示している。右端には縦書きで「CaseScenario」のロゴ入り。

 ケースシナリオ™とは?

ケースシナリオ™は、「経営計画から逆算する提案戦略」に基づき、PoCを獲得するためのストーリー型提案資料です。

一般的な提案書が業務課題の指摘に留まりがちな中、ケースシナリオ™は経営課題と業務課題を結びつけ、課題の重要度を高めて既存予算を活用したPoC実施を後押しします。

さらにストーリー形式で構成されているため、誰でも理解しやすく、社内説明や承認がスムーズに進みます。

産業機器分野のIoT/センサー搭載化に関する課題整理と共通課題マップを示す資料画像。19業界に共通する経営課題を一覧で提示していることを強調。

 19業界の共通課題に対応

ケースシナリオ™は、製造業から金融業界まで、幅広い業界の共通課題(経営課題+業務課題)を、あらかじめ調査・分析しています。

これらの共通課題と貴社の製品・サービスの特性を掛け合わせることで、課題の重要度を高め、説得力のある提案ストーリーを構築します。

【対象業界】

家電、自動車、重機、産業機器、精密機器・電子機器、半導体・電子部品、鉄鋼・素材、化学、医薬、電力・エネルギー、物流・倉庫、情報通信、飲料、食品、小売、メガバンク・信託、地方銀行、保険、証券

スーツ姿の人物グループとリンクアイコン。経営課題との接続でプロジェクトの重要度を高めるイメージ。
● 重要事案の一部にできる

PoCは部門判断で実施できる取組みでも、経営課題と接続することで、重要事案の一部として位置付けられます。

そのため、上層部に説明する際も目的が明確になり、社内理解を得やすくなります。

手のひらに円マークのコインとグラフ、虫眼鏡のアイコン。既存予算で迅速にPoCを実施できることを示す図。
● 既存予算を活用できる

経営課題を解決するための既存予算を活用できるため、新たな予算化のハードルを避けられます。

その結果、顧客は準備に時間をかけず、すぐにPoCを始めることができます。

人物がグラフを指し示しながらノートにチェックを入れるイラスト。ストーリーで社内調整を円滑化することを表現。
● 社内調整をしやすくなる

ストーリー形式なので、説明する側にとって話が組み立てやすく、負担が減ります。

聞く側も具体的な状況をイメージしやすいため、理解が早く、調整が円滑に進みます。


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導入効果


明るいビジネス空間を背景に、スーツ姿のビジネスパーソン3名が前向きな表情で力強く歩いているシーン。未来志向と成長への期待を表現。

【導入効果】8つのベネフィット

① PoCにつながる提案力

共通課題(経営課題+業界課題)と製品特性を結び付けた納得感のあるストーリーで、PoC実施へと誘導できます。

② 経営視点での整合性

事前に調査・分析した共通課題に基づいて構成されているため、経営層の評価軸とズレず、提案の納得感を高めます。

③ 提案スピードの向上

ゼロからの資料作成が不要になり、即座に提案が可能に。チャンスを逃さない営業体制を実現します。

④ ヒアリング精度の向上

共通課題をベースに仮説構築が可能となり、質問の質が向上。顧客の潜在課題にも踏み込めるようになります。

⑤  PoC承認のスピードアップ 

経営課題と接続されたストーリーにより、PoCの優先度が高まり、社内決裁が加速します。

⑥ PoC稟議での部門間合意を支援

専門知識がなくても伝わる構成により、営業が接点を持てない部門も含め、稟議に必要な合意形成が進みます。

⑦ 新規市場への拡張性

既存顧客への提案にとどまらず、業界シナリオの横展開により、未開拓市場へのアプローチも容易になります。

⑧ 組織全体の営業力を底上げ

誰が提案しても成果を出せる「提案の型」を提供。属人性を排除し、組織全体の営業力を底上げします。


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ケースシナリオ™ のサンプル


ノートパソコンの画面を見ながら、3名のビジネスパーソン(男性2名、女性1名)が提案内容を確認している様子。左側には「IR情報」「製品特性」「ストーリー」と記された3つの六角形アイコンが縦に並び、ケースシナリオ™の構成要素を視覚的に示している。右端には縦書きで「CaseScenario」のロゴ入り。

 ケースシナリオ™の構成

掲載している各サンプルは、すべてこの共通フォーマットに沿って作成されています。

この7つの章立ては、ハーバード・ビジネス・スクールのケーススタディ構造を踏まえ、人間の思考プロセスに自然にフィットする流れとして設計されています。

導入背景から課題の具体化、解決策、導入後の効果、将来の展望までを一貫したストーリーで示すことで、情報を的確に整理し、提案の納得感を高めます。


RPAソリューション


スーパーマーケットで商品を見ている女性と、六角形に「RPAソリューション」「小売業」と書かれたバナー。
機械部品のクローズアップと、「RPAソリューション」「製造業」のバナー。
複数のトラックが並ぶ物流拠点の写真と、「RPAソリューション」「物流業」の六角形バナー。

AIチャットボット


 クレジットカードのクローズアップと、「AIチャットボット」「金融業」のバナー。
パソコンのキーボードとミニチュアのショッピングカートの写真。「AIチャットボット」「小売EC業」のバナー。
病室のベッドと医療機器を背景に、「AIチャットボット」「医療法人」のバナー。

物流DXソリューション


注射器と医薬品バイアルを背景に、「物流DXソリューション」「医薬物流業」のバナー。
建材が積まれた倉庫内の写真と、「物流DXソリューション」「建材物流業」のバナー。
大型倉庫に並ぶトラックとパレット積み荷の写真。「物流DXソリューション」「物流倉庫業」のバナー。

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制作プロセス


木製のテーブルの上に、複数の資料や印刷物が広げられており、その上にカラフルな付箋が貼られています。中央には、グレーのセーターを着た人物が身を乗り出し、黄色のペンを使ってメモを取っている様子が写っています。右側には別の人物の手が見え、鉛筆で書き込みをしているようです。画像の右端には「CaseScenario」という文字が縦に配置されています。全体として、ブレインストーミングやアイデア整理のシーンを示しています。
必要情報: ターゲット業界&製品資料

ケースシナリオ™の制作に必要なのは、以下の2つの情報だけです。

① ターゲット業界

  • どの業界を攻略したいのかをお知らせください。
  • 共通課題(経営課題+業務課題)は、すでに19業界を調査・分析済みです。
  • ご指定いただいた業界に合わせて、最適なストーリーを構築します。

②  製品資料(カタログや既存提案書など)

  • 製品の特性を把握するために、カタログ、機能説明資料、過去の提案書などをご提供ください。
  • 共通課題と組み合わせ、意思決定を促す提案ストーリーに落とし込みます。

【制作プロセス】6つのステップ

① 事前ミーティング

製品資料を共有いただき、オンラインで「ターゲット業界」と「訴求ポイント」を整理します。

② お見積り・ご発注

ケースシナリオ™の構成案とスコープをご提示し、ご発注後に制作を開始します。

③ ストーリー設計(共通課題データベース活用)

あらかじめ調査・分析済みの共通課題データベースを活用し、貴社製品特性と結びつけたストーリーを設計します。

④ ケースシナリオ™作成(7章構成)

設計に基づき、7章構成でわかりやすいストーリー型提案資料をWord形式で作成します。フィードバック2回まで無料修正。

⑤ 納品・お支払い

最終版を納品後、請求書を発行いたします。お支払いは月末締め・翌月末払いにてお願いしております。

ブルーのシャツを着た宮崎祥一のプロフィール画像。

 執筆責任者

アナリティクスの提案では、導入前に効果を確約することが難しく、多くの場合PoCを通じて、効果の見込みや適用可能性を検証する必要がありました。

このような提案環境では、単なる機能説明ではなく、「なぜ今この施策に取り組むべきか」を経営視点から合理的に説明する構成力が極めて重要です。

その経験から学び、誰でも再現できるよう体系化したのが、ストーリー型提案フレーム「ケースシナリオ™」です。

 

宮崎祥一|ビジネス開発コンサルタント

Honeywell、Experian、Teradata、Avanade、SAS Institute などでアナリティクス事業開発を歴任。製造業(家電・重機・精密・半導体)を中心に、医薬、情報通信、金融、消費財(食品・飲料)など、多様な業界で提案活動を支援。2023年、HoneywellのDirector(Account Management 担当)を退任後、ビジネス開発コンサルタントとして独立。

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標準価格


机上の契約書に万年筆でサインするスーツ姿のビジネスパーソン。右下に「PRICE」と表記され、価格に関するセクションであることを示している。

【標準価格】初期費用+シナリオ作成費

 費用内訳

初期費用:5万円

  • 製品ヒアリングと訴求軸整理
  • 製品ごと1回のみ
シナリオ作成費:24万円/ケース
  • 業界の経営課題に基づくストーリー設計
※ 共通課題(経営課題+業務課題)は調査・分析済みのため、一般的なスポットコンサルの50%以下のコストで、同等の戦略立案効果を得られます。
 費用例

1ケース分:合計 29万円

  • 初期費用 5万円 + ケース作成費 14万円
2ケース分:合計 53万円
  • 初期費用 5万円 + ケース作成費 24万円 × 2

※ 価格は全て税別です。ケース数・内容に応じて柔軟にお見積もりします。お気軽にご相談ください。


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よくある質問


白い背景に薄く植物の影が映る中、大きく「FAQ」と記載され、左下に「よくある質問」と書かれているデザイン画像。

【FAQ】よくある質問をまとめました

 ケースシナリオ™ は導入事例と何が違いますか? A. 実在する導入事例ではなく、IR情報や中期経営計画をもとに、業界共通の経営課題と解決策をストーリー形式で提示する提案資料です。導入事例がない新製品・新サービスでも、「なぜ今PoCを行うべきか」を具体的に説明できるため、提案の説得力が高まります。
 どの業界・企業に向いていますか? A.  ソフトウェア、ITサービスなどにおける、BtoBのPoC提案に適しています。特に、PoCの実施理由を補強したい、導入事例が不足している商談に有効です。
 導入するベストタイミングは? A.  新製品・新バージョンのリリース直後や、新市場でのPoC提案を立ち上げたい局面が最適です。事例を待たずに、PoC承認を得やすい提案が可能です。
 ケースシナリオ™を作成する際に必要な情報は何ですか? A. ① 製品資料(カタログ・提案書など)と ② ターゲット業界の2点のみです。あらかじめ調査・分析済みの業界共通課題をもとに、貴社の製品特性を組み合わせて、PoC提案用のストーリーを設計します。
 ケースシナリオ™ は必ずPoC承認を得られますか? A. すべての案件で必ずPoC予算が通ることを保証するものではありませんが、意思決定者が納得しやすい「今やるべき理由」を構造的に提示できるため、承認率を高める効果が期待できます。
 PoCの費用感もシナリオに含めてくれますか? A. ケースシナリオ™自体には、費用見積もりの詳細は含みませんが、どの程度の規模感でPoCを実施するべきかを想定したストーリー設計は可能です。
 シナリオをそのままお客様に渡しても大丈夫ですか? A. はい。専門知識がなくても理解できるストーリー構造なので、営業担当者が社内稟議や意思決定者への説明にそのまま活用いただけます。なお、納品時には当社オリジナルの表紙・裏表紙が付属していますので、自社用に差し替えるか、削除してからお客様に提出されることをおすすめします。ご希望があれば、最初から表紙・裏表紙を付けずに納品することも可能です。
 個別企業向けのシナリオも作成できますか? A.  基本的には業界共通課題を活用した再現性の高いシナリオをご提供しています。特定企業向けの内容が必要な場合は、別途ご相談ください。
 納期はどれくらいですか? A.  通常は 2〜3 週間 です。スケジュールはご相談に応じて調整可能ですので、お急ぎの場合もお気軽にご相談ください。
 支払い条件を教えてください。 A.  請求書発行後、月末締め・翌月末払いで銀行振込をお願いしております。

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お問い合わせ


ノートパソコンのキーボードをタイピングする手元のクローズアップ画像。

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