顧客の意思決定から逆算! - リバースアカウント™


経営視点で設計するアカウントプラン活用トレーニング

ビジネススーツ姿の男女5名が、ノートパソコンを囲みながら笑顔で作業をしている様子。全体に明るく前向きな印象で、チームでの協働や提案活動の前向きな雰囲気を伝えている。

 リバースアカウント™とは?

ターゲット企業の経営陣の視点から逆算して設計された、誰が担当しても成果を出せるアカウントプランの新しい型です。

アカウントプランは、丁寧に書くだけでは動きません。

本当に機能するプランをつくるには、ターゲット企業の経営陣になりきり、「どんな未来を描き、どんな投資判断を下そうとしているのか」を想像する力が必要です。

本トレーニングでは、IR情報や中期経営計画などの公開情報をもとに、経営視点から提案戦略を逆算。

さらに、営業・マーケ・プリセールスが共通言語で連携できる状態を設計し、属人化を排除した、再現可能なアカウントプラン運用を組織に定着させます。

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ブルーのシャツを着た宮崎祥一のプロフィール画像。

 ファシリテーター / 開発者

アカウントプランは作られていても、ビジネスが広がらない。そんな現場を、複数の国際企業で何度も見てきました。

真の課題は、フォーマットではなく、「経営陣の視点から逆算する計画の質」にあります。

IR情報や中期経営計画をもとに、経営層になりきって構想を描く。この実践知を再現可能なトレーニングとして体系化したものが、リバースアカウント™です。

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宮崎祥一|ビジネス開発コンサルタント

Honeywell、Experian、Teradata、SAS Institute などでアナリティクス事業開発を歴任。ハイテク、製造、金融、医薬、食品、流通、小売など幅広い業界を支援。2023年に Honeywell の Director を退任後、ビジネス開発コンサルタントとして独立。

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ALPHA BRANDING Corp. のロゴ

リバースアカウント™


ビジネススーツ姿の男女5名が、ノートパソコンを囲んで笑顔で画面を覗き込んでいる様子。左側には「経営視点」「逆算設計」「共通言語」の3つの六角形アイコンが縦に並び、リバースアカウント™のコンセプトを表している。
● リバースアカウント™とは?

多くの企業ではアカウントプランが形だけ存在し、提案や行動に活かされないまま、形式的な資料で終わっているのが現実です。フォーマットを埋めるだけでは、顧客の意思決定を動かす戦略にはなりません。

リバースアカウント™は、この課題を根本から見直すために開発されました。最大の特徴は、「経営陣の視点から逆算して提案戦略を設計する」という起点にあります。

属人的な営業ノウハウに依存せず、誰が担当しても同じ戦略思考で提案できる。その「再現可能性」を軸に、営業・マーケ・プリセールスが一体となって顧客に向き合える体制を構築します。

リバースアカウント™は、単なるテンプレートではなく、経営判断を読み解き 組織で戦える状態を設計する「思考と行動の型」です。

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基盤の3要素


● 経営視点 × 逆算設計 × 共通言語

リバースアカウント™は、「経営視点」「逆算設計」「共通言語」という基盤の3要素によって構成されています。

この3つが揃うことで、アカウントプランは「埋めるための資料」から「動かすための戦略」へと変わります。

「リバースアカウント™」の構成要素を示す図解。中央に「経営視点」、左下に濃い青で強調された「逆算設計」、右下に「共通言語」の六角形アイコンが配置されている。経営視点の重要性を視覚的に訴求するデザイン。

● 経営視点とは?

アカウントプランは、「顧客の経営陣が何を考え、何に責任を持っているのか」から構想する必要があります。現場の課題や部門ニーズに寄せただけでは、経営判断を動かす提案にはなりません。

経営陣は、中長期の成果を株主に約束し、リスクとリターンを見極めながら投資先を選んでいます。その意思決定を読み解く鍵が、IR情報や中期経営計画といった公開資料です。

リバースアカウント™では、こうした資料を起点に経営の視点で提案戦略を設計します。「なぜこのタイミングで、この提案が経営に響くのか」を語れなければ、アカウントプランは機能しません。

営業の論理ではなく、経営の論理で顧客を捉える──それが経営視点の本質です。

「リバースアカウント™」の構成要素を示す図解。中央に「経営視点」、左下に濃い青で強調された「逆算設計」、右下に「共通言語」の六角形アイコンが配置されている。逆算設計の重要性を視覚的に訴求するデザイン。

● 逆算設計とは?

多くのアカウントプランは、現場で得た情報を順に積み上げて構成されます。しかしそれでは、「最終的に何を実現すべきか」が曖昧になり、提案に一貫性が生まれません。

逆算設計とは、「顧客の未来像」と「投資判断の基準」を先に見極め、ゴールから遡って戦略を構築する思考法です。意思決定の引き金となる論点を明確にし、それに沿って情報収集や提案内容を設計します。

リバースアカウント™では、IR情報や中期経営計画を出発点に、「この提案がどの経営課題にどう貢献するのか」「どの意思決定プロセスを経るのか」を想定し、そこから逆算して、チーム全体で取るべき行動を共有します。

アカウントプランを、意思決定を動かすための設計図として再構築する。それがリバースアカウント™における「逆算設計」です。

「リバースアカウント™」の構成要素を示す図解。中央に「経営視点」、左下に濃い青で強調された「逆算設計」、右下に「共通言語」の六角形アイコンが配置されている。共通言語の重要性を視覚的に訴求するデザイン。

● 共通言語とは?

アカウントプランは営業だけのものではなく、営業・マーケティング・プリセールス・営業企画など、複数の部門が連携しながら顧客に向き合う必要があります。

しかし、部門ごとに顧客理解や視点が異なると、アカウントに対する見解がバラバラになり、プランが個人のメモや現場限定の資料で終わってしまいます。

リバースアカウント™では、アカウントプランをチーム全体の「共通言語」として再定義します。経営課題・戦略目標・提案仮説・行動計画を一貫した構成で整理し、誰が見ても理解・議論・引き継ぎができる状態をつくります。

共通言語があれば、異なる部門が同じ視点で戦略を描き、属人化に依存しないアカウント対応が可能になります。

アカウントプランを「戦略のプラットフォーム」としてチームで運用する。それが、リバースアカウント™における「共通言語」という考え方です。

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導入効果


明るいビジネス空間を背景に、スーツ姿のビジネスパーソン3名が前向きな表情で力強く歩いているシーン。未来志向と成長への期待を表現。

【導入効果】6つのベネフィット

❶ 提案の再現性が高まる

担当者ごとに提案の視点や構成が異なり、成果にばらつきが出ることが少なくありません。

リバースアカウント™なら、誰が担当しても共通の戦略思考で提案が可能になります。

❷ 継続提案が自然に生まれる

提案はその場限りになりやすく、継続的な関係構築につながりません。

経営計画に沿った提案ストーリーを設計することで、次の商談が自然に生まれます。

❸ 部門横断で戦える体制に変わる

営業・マーケ・プリセールスの間で、顧客理解や提案方針が統一されていません。

リバースアカウント™は、全員が同じ視点で動ける共通言語を提供します。

❹ マネジメント判断が加速する

現場の活動状況が見えにくく、マネジメントの判断や支援が遅れがちです。

提案全体が可視化されることで、適切なタイミングでの介入が可能になります。

❺ プランが“使える戦略”になる

作成されたアカウントプランが活用されず、形式的な存在になってしまうことも。

リバースアカウント™は、思考と行動に直結する“運用される戦略”を定着させます。

❻ 若手育成のスピードが上がる

OJTだけでは若手や異動者が戦略的な提案を描けず、属人的な成長に留まりがちです。

リバースアカウント™なら、思考プロセスが型として共有され、育成スピードも安定します。


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実施形式


会議室でビジネススーツを着た5人のビジネスパーソンが、資料を見ながら議論している様子。中央の女性がファイルを持ちながら説明しており、他のメンバーが真剣に聞き入っている。画面下には「実施形式」というタイトルが青い帯に白抜き文字で表示されている。

【実施形式】スケジュールと内容

リバースアカウント™は、単なる座学ではなく、実際に手を動かしながら「使いこなす力」を育てる実践型トレーニングです。

一泊二日の合宿形式を基本としつつも、業務の都合に応じて複数回の半日セッションなどの分割実施にも柔軟に対応可能です。


DAY1:1日目(講義と実践)


PM: フォーマット解説とプラン作成

標準フォーマットの構成を確認した上で、営業・マーケ・プリセールスの混成チームで、実際にアカウントプランを作成します。

AM: 背景と思考法を学ぶ

リバースアカウント™の必要性と背景を理解し、経営視点でアカウントを読み解くための思考法を学びます。


DAY2:2日目(ロールプレイとレビュー)


AM: チーム発表(前半)

各チームによる発表を開始。発表内容に対して、講師と他チームからフィードバックを行います。

PM: チーム発表(後半)と運用整理

残りのチーム発表を実施し、全体で振り返りと意見交換を行います。最後に、今後の活用方法や定着に向けた運用ポイントを整理します。



DAY3:継続セッション(定着化・e-Book)


定着化: 伴走セッションで型を定着

初回実施後も、四半期ごとのオンラインレビューやフォーマット見直しを伴走支援。「作れる・使える・続けられる」状態を維持します。

  オンサイト(合宿形式・オフィス)
  オンライン(MS-Teamsなどを活用)
  ハイブリッド型も対応可
e-Book:アカウントプラン作成の教科書

施策設計・組織巻き込み・再現性のある運用手順を体系化。現場主導の戦略行動へと進化させる実践ガイドです。

リバースアカウント™を使いこなすための参考資料として、ご活用ください。


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対象企業・活用シーン


明るいオフィス空間でスーツ姿のビジネスパーソン3名(男性2名、女性1名)が立ち話をしている。中央の男性がファイルを手に説明し、左右の若手2人が真剣に聞き入っている。手前にはノートパソコンが2台置かれている。画面左下に「対象企業」という文字が青い帯に白抜きで表示されている。

【対象企業】効果を発揮する活用シーン

リバースアカウント™は、アカウントプランを「使いこなす力」を組織に根づかせたい企業に最適です。

形式だけ整えられたプランを“実働する戦略”へと進化させるための、思考と運用の再設計を支援します。

● 次のような企業で特に効果を発揮

 アカウントプランは存在するが、営業現場で活用されていない
 導入事例の少ない製品を扱っており、初期提案に説得力を持たせたい
 提案の質が担当者によって大きく異なり、再現性に課題を感じている
 部門間の共通言語を整備し、戦略的に攻めるチーム体制をつくりたい
 若手・異動者の育成に向けて、営業思考を構造化して伝えたい

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よくある質問


白い背景に薄く植物の影が映る中、大きく「FAQ」と記載され、左下に「よくある質問」と書かれているデザイン画像。

【FAQ】よくある質問をまとめました

 トレーニングを実施するために、事前に用意すべきものはありますか? A. 貴社の製品・サービス資料、およびアカウントプランを作成したい対象企業名をご用意ください。また、参加者にはインターネット接続可能なPCをご持参いただきます。会場では、Wi-Fi環境、模造紙、マジック、付箋などをご準備いただけると、演習が円滑に進行します。
 アカウントプランのフォーマットはすでにあるのですが、それでも導入効果はありますか? A.  はい、リバースアカウント™は「フォーマットの有無」よりも「実際に活用できているかどうか」に重点を置いたトレーニングです。既存のプランをベースに、“使える戦略”として定着させるための思考・運用スキルを強化します。
 トレーニング形式は合宿しか対応していませんか? A.  合宿形式(1泊2日)を基本としていますが、業務の都合に合わせて半日×複数回への分割も可能です。オンライン開催やハイブリッド開催にも対応していますので、ご相談ください。
 参加対象は営業職だけで問題ありませんか? A.  いいえ。営業・マーケ・プリセールス・営業企画など、顧客に関わる部門の混成チームでご参加いただくことを推奨しています。部門を越えた共通言語と連携体制を構築することで、より高い効果が期待できます。
 自社に合わせて内容をカスタマイズすることは可能ですか? A.  はい。営業責任者との事前打ち合わせにて、貴社の営業体制やアカウント数に応じたフォーマット調整、進行形式の最適化などを行います。「少人数チームで深掘りしたい」「まずは中核メンバーだけで試したい」などのご要望にも対応可能です。
 提供価格はいくらですか? A.  リバースアカウント™は、企業ごとの課題やご要望に応じて内容をカスタマイズしてご提供しております。そのため、まずはヒアリングを通じて貴社の状況を確認させていただいた上で、最適な実施内容とともにお見積もりをご提示いたします。

 

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ノートパソコンのキーボードをタイピングする手元のクローズアップ画像。

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