鳥から学ぶブランディングとは?


今日の論点

ベクトルを合わせる・・・よく聞きますよね。チーム一丸を目指して合宿に行かせたり、チームで飲みに行く回数を増やしたり、別の部門とのミーティングを増やしたりと、色々な試みを為されているかと思います。それって役に立っていますか?

 

合宿でヤル気が向上したとしても、その効果は2週間も続きません。飲み会には残業が付くのかと聞いてくる若い世代や、言いたいことだけ言って何も決まらないミーティングなど、ベクトルを合わせることが、いかに難しいのかが解ります。そこでご覧頂きたいビデオがあります。 

 


鳥から学ぶブランディングとは?

Tulsa Bird : photo by Phan Ly

チーム力を上げるには?

群れのシミュレーション

このビデオは、米国のCraig Raynolds氏が考案した、鳥の群れをシミュレーションするためのプログラム(Boids)をベースにして作られています。

 

このBoidsが考案される前は、全ての個体(鳥)に対して、その動き方を個別にプログラミングする必要があったのですが、Boidsはその必要がありません。

 

Boidsでは、全ての個体に同じプログラムを設定しており、そのプログラミングは下記の3つだけです。

  1. 他の個体にぶつからない
  2. 他の個体と同じ方向に動こうとする
  3. 群れの中心に向かう

 この3つだけで、とても自然な動きを再現する事に成功しています。これは単純なルールを設定するだけで、全体として非常に複雑な動きを作り出すことが出来ることを示しています。 


Boidsを活かす

では、このBoidsの仕組みを、ビジネスに活かす方法を考えてみましょう。Boidsでは、全ての個体が3つのルールを忠実に守ることで、全体としてまとまりのある動きをしていました。ビジネスにおいて守るべきルールを厳選し、それを全ての従業員が厳格に実行すれば良いのでは・・・。

 

そう、既にお気づきかもしれませんが、これはCREDOに他なりません。自社の信念や志などを宣言し、それらを行動の規範とする為に、小さなカードにして携帯している、その様なブランディング事例をご存じの方も多いと思います。

 

CREDOの作成方法などに関しては、また別の機会にご紹介致しますが、この小さなカードが、会社全体の動きを変えてしまう理由の一端は、ご理解頂けたのではないかと思います。あなたの会社でも、作ってみてはいかかですか?