オシャレなカフェのオーナーになる


今日の論点

オシャレなカフェのオーナーになる・・・ちょっとワクワクする感じですよね。今回のお題は「カフェ」です。

 

みなさん、カフェと言うと、どんなイメージを持っていますか。オシャレな家具やインテリア、オーガニックにこだわったランチ、手間をかけて淹れたコーヒー、こころ休まるひととき・・・って感じでしょうか。

 

では、ビジネスとしてのカフェの経営を考えてみましょう。

 


オシャレなカフェのオーナーになりたい

大切なことは店舗デザインではない

最も大切なことは収益計算

ランチの価格設定は1,000~1,500円程度、イタリアンのランチよりも少しだけ安いですが、一般的な会社員が使う昼食代の平均が510円であることを考えると、かなり強気の価格設定です。

 

この強気の価格設定であっても、連日満員というお店が多くあるのですが、この価格設定などの表面だけを真似てお店を構えるのは、大変危険な行為です。

 

まずカフェを開きたいと思ったら、収益計算から取り掛かって下さい。まぁ、お店探しやインテリア・デザインなどは、言われなくても取り掛かっていると思いますので。


コストと売上を計算しろ!

収益計算をするにあたって、まずは具体的なお店をイメージして下さい。たとえば吉祥寺の裏通りでビルの2階。広さは10坪程度で、営業時間は11~20時・・・など具体性が必要です。そうすれば、そのお店の家賃、内装費、人件費などを計算することが出来ます。これにランチを出すための仕入れなどを加えれば、概算のコストを算出する事が出来ます。

 

次に売上を計算しましょう。当然ですが先ほど計算したコストを上回る売上が必要です。ランチをご注文いただくお客様、ドリンクだけのお客様など、それぞれに対して売上を計算します。お店を黒字にするには、かなりのお客様に来ていただく必要があることに驚いて下さい。

 

さぁ、ここまで来れば、色々なシミュレーションが可能です。人気の街は家賃が高いので田舎のカフェもありかなぁ・・・、もう少し小さなお店の方が家賃も安いし人件費も少なくて住むなぁ・・・、営業時間を長くして夜はBarとして・・・など具体的なイメージをふくらませる出来ます。

 

また、売上が足りないのであれば、ブランディングの手法が役に立ちます。要は価格に見合ったバリューを提供出来れば良いのですから、チューニング出来る要素はランチの量と質だけに囚われる必要はありません。食材や調理方法を書いたカード、店の雰囲気を作るための音楽や香り。従業員の接客態度やセンスなどもバリューのひとつです。あと簡単なサービスやプレゼントなども、小さなサプライズを生みバリューを高めることに役立ちます。

  

多くの人が、理想のお店を見つけてから、ビジネスプランを考えるために、ビジネスとしての具体性が乏しく、いつまでもお店を持つことが出来ません。なかには思い切って開店する人もいますが、最初からビジネスとして成り立っていませんので、結局はお店をたたむ事になってしまいます。具体的な設定を行った上でシミュレーションをする事が、オシャレなカフェのオーナーになる近道なのです。