事例ゼロでも商談が動くストーリー型フレーム

新製品の商談はPoCで効果を示せ

PoCが実施されない3つの理由


PCの前で頭を抱える人物と順位が下がるランキングのアイコン。部門課題としての優先度が低いことを示す。
● 部門課題では優先度が低い

部門課題のPoCは「できればやりたいこと」と見なされがちです。

他の施策に埋もれ、予算の対象になりません。

困惑した人物とカレンダーのアイコン。今すぐ着手する理由が見つからない課題感を表現。
● 今すぐ着手する理由がない

課題には共感されても、「なぜ今やるべきか」が伝わっていません。

タイミングを逃し、来期以降に先送りされます。

テーブルを囲んで議論する人物たちが混乱している様子のイラスト。社内への説明がうまくいかない状況を示す。
● 社内を上手く説得できない

PoCの目的や背景が説明できず、稟議に必要な根拠が不足しています。

社内での合意形成が進まず、提案が止まります。



ケースシナリオ™でPoCを実施させよう!


ノートパソコンの画面を見ながら、3名のビジネスパーソン(男性2名、女性1名)が提案内容を確認している様子。左側には「IR情報」「製品特性」「ストーリー」と記された3つの六角形アイコンが縦に並び、ケースシナリオ™の構成要素を視覚的に示している。右端には縦書きで「CaseScenario」のロゴ入り。

 ケースシナリオ™とは?

ケースシナリオ™は、「経営計画から逆算する提案戦略」に基づき、PoC獲得を目的としたストーリー型の提案資料です。

IR情報や業界動向をもとに共通の経営課題を抽出し、自社の製品特性と論理的に結び付けます。

これにより、効果を数値で示しにくく、導入事例がない新製品・新サービスでも、具体的なPoCを提案できます。

検討の初期段階から意思決定者の納得を得やすく、既存予算を活用したスムーズなPoC実施を後押しします。

スーツ姿の人物グループとリンクアイコン。経営課題との接続でプロジェクトの重要度を高めるイメージ。
● 重要事案の一部にできる

PoCは部門判断で実施できる取組みでも、経営課題と接続することで、重要事案の一部として位置付けられます。

そのため、上層部に説明する際も目的が明確になり、社内理解を得やすくなります。

手のひらに円マークのコインとグラフ、虫眼鏡のアイコン。既存予算で迅速にPoCを実施できることを示す図。
● 既存予算を活用できる

経営課題を解決するための既存予算を活用できるため、新たな予算化のハードルを避けられます。

その結果、顧客は準備に時間をかけず、すぐにPoCを始めることができます。

人物がグラフを指し示しながらノートにチェックを入れるイラスト。ストーリーで社内調整を円滑化することを表現。
● 社内調整をしやすくなる

ストーリー形式なので、説明する側にとって話が組み立てやすく、負担が減ります。

聞く側も具体的な状況をイメージしやすいため、理解が早く、調整が円滑に進みます。


【サンプル】RPAソリューションを小売業へ導入

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導入効果


明るいビジネス空間を背景に、スーツ姿のビジネスパーソン3名が前向きな表情で力強く歩いているシーン。未来志向と成長への期待を表現。

【導入効果】8つのベネフィット

① 再現性のある提案力

誰が提案しても成果を出せる「提案の型」を提供。属人性を排除し、組織全体の営業力を底上げします。

② PoCにつながる提案力

実績がなくても、経営課題と業界課題を結び付けたストーリーにより、商談を立ち上げてPoC実施へと誘導できます。

③ 経営視点での整合性

IR情報や中期経営計画に基づいた経営課題で構成されているため、経営層の評価軸とズレず、提案の納得感を高めます。

④  PoC承認のスピードアップ 

導入後の姿をストーリーで可視化することで、PoCの必要性が理解され、社内決裁が加速します。

⑤ 提案スピードの向上

ゼロからの資料作成が不要になり、即座に提案が可能に。チャンスを逃さない営業体制を実現します。

⑥ ヒアリング精度の向上

共通課題をベースに仮説構築が可能となり、質問の質が向上。顧客の潜在課題にも踏み込めるようになります。

⑦ 新規市場への拡張性

既存顧客への提案にとどまらず、業界シナリオの横展開により、未開拓市場へのアプローチも容易になります。

⑧ PoC稟議での部門間合意を支援

専門知識がなくても伝わる構成により、営業が接点を持てない部門も含め、稟議に必要な合意形成が進みます。


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ケースシナリオ™ のサンプル



RPAソリューション


スーパーマーケットで商品を見ている女性と、六角形に「RPAソリューション」「小売業」と書かれたバナー。
機械部品のクローズアップと、「RPAソリューション」「製造業」のバナー。
複数のトラックが並ぶ物流拠点の写真と、「RPAソリューション」「物流業」の六角形バナー。

AIチャットボット


 クレジットカードのクローズアップと、「AIチャットボット」「金融業」のバナー。
パソコンのキーボードとミニチュアのショッピングカートの写真。「AIチャットボット」「小売EC業」のバナー。
病室のベッドと医療機器を背景に、「AIチャットボット」「医療法人」のバナー。

物流DXソリューション


注射器と医薬品バイアルを背景に、「物流DXソリューション」「医薬物流業」のバナー。
建材が積まれた倉庫内の写真と、「物流DXソリューション」「建材物流業」のバナー。
大型倉庫に並ぶトラックとパレット積み荷の写真。「物流DXソリューション」「物流倉庫業」のバナー。

 活用サンプルを後で見るなら

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制作プロセス


木製のテーブルの上に、複数の資料や印刷物が広げられており、その上にカラフルな付箋が貼られています。中央には、グレーのセーターを着た人物が身を乗り出し、黄色のペンを使ってメモを取っている様子が写っています。右側には別の人物の手が見え、鉛筆で書き込みをしているようです。画像の右端には「CaseScenario」という文字が縦に配置されています。全体として、ブレインストーミングやアイデア整理のシーンを示しています。
必要情報: ターゲット業界&製品資料

ケースシナリオ™の制作に必要なのは、以下の2つの情報だけです。

① ターゲット業界(または想定企業名)

  • どの業界の企業を想定するか、または具体的に企業名を1〜2社挙げてください。
  • これをもとに、IR情報・中期経営計画・決算資料・関連ニュースを収集し、共通する経営課題を抽出します。
  • ターゲット業界の分析は、すべてこちらで行います。

②  製品資料(カタログや既存提案書など)

  • 製品の特性を把握するために、カタログ、機能説明資料、過去の提案書などをご提供ください。
  • 抽出した課題と製品特性を結び付け、意思決定を促すストーリーを構成します。

【制作プロセス】6つのステップ

① 事前ミーティング

製品資料をご共有いただき、オンラインで価値・課題・ターゲットを整理します。

② 見積・発注確定

ケース構成とスコープをご提示。発注後、正式にプロジェクトを開始します。

③ 課題整理・戦略確認

営業戦略や業界課題を深掘りし、「誰に・何を・どう提案するか」を明確にします。

④ ストーリー設計

IR・業界データを分析し、営業現場で使える提案ストーリーを設計・ご共有します。

⑤ ケースシナリオ™ 作成

設計に基づきWord形式で作成。フィードバック2回まで無料で修正対応いたします。

納品・請求

最終版を納品し、請求書を発行いたします。お支払いは月末締め・翌月末払いにてお願いしております。


ブルーのシャツを着た宮崎祥一のプロフィール画像。

 執筆責任者

アナリティクスの提案では、導入前に効果を確約することが難しく、多くの場合PoCを通じて、効果の見込みや適用可能性を検証する必要がありました。

このような提案環境では、単なる機能説明ではなく、「なぜ今この施策に取り組むべきか」を経営視点から合理的に説明する構成力が極めて重要です。

その経験から学び、誰でも再現できるよう体系化したのが、ストーリー型提案フレーム「ケースシナリオ™」です。

 

宮崎祥一|ビジネス開発コンサルタント

Honeywell、Experian、Teradata、Avanade、SAS Institute などでアナリティクス事業開発を歴任。製造業(家電・重機・精密・半導体)を中心に、医薬、情報通信、金融、消費財(食品・飲料)など、多様な業界で提案活動を支援。2023年、HoneywellのDirector(Account Management 担当)を退任後、ビジネス開発コンサルタントとして独立。

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標準価格


机上の契約書に万年筆でサインするスーツ姿のビジネスパーソン。右下に「PRICE」と表記され、価格に関するセクションであることを示している。

【標準価格】初期費用+シナリオ作成費

 費用内訳

初期費用:5万円

製品ヒアリングと訴求軸整理
※製品ごと1回のみ
シナリオ作成費:24万円/ケース
業界の経営課題に基づくストーリー設計
※ 一般的なスポットコンサルの50%以下のコストで、同等の戦略立案効果を得られます。
 費用例

1ケース分:合計 29万円

初期費用 5万円 + ケース作成費 14万円
2ケース分:合計 53万円
初期費用 5万円 + ケース作成費 24万円 × 2

※ 価格は全て税別です。ケース数・内容に応じて柔軟にお見積もりします。お気軽にご相談ください。


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よくある質問


白い背景に薄く植物の影が映る中、大きく「FAQ」と記載され、左下に「よくある質問」と書かれているデザイン画像。

【FAQ】よくある質問をまとめました

 ケースシナリオ™ は導入事例と何が違いますか? A. 実在する導入事例ではなく、IR情報や中期経営計画をもとに、業界共通の経営課題と解決策をストーリー形式で提示する提案資料です。導入事例がない新製品・新サービスでも、「なぜ今PoCを行うべきか」を具体的に説明できるため、提案の説得力が高まります。
 どの業界・企業に向いていますか? A.  ソフトウェア、ITサービス、受託開発など商材を問わずBtoBのPoC提案に適しています。特に、PoCの実施理由を補強したい、導入事例が不足している商談に有効です。
 導入するベストタイミングは? A.  新製品・新バージョンのリリース直後や、新市場でのPoC提案を立ち上げたい局面が最適です。事例を待たずに、PoC承認を得やすい提案が可能です。
 ケースシナリオ™を作成する際に必要な情報は何ですか? A. ① 製品資料(カタログ・提案書など)と ② ターゲット業界の2点のみです。当社がIR情報・中期経営計画・関連ニュースを調査し、経営課題と製品特性を整合させたPoC提案用のストーリーを設計します。
 ケースシナリオ™ は必ずPoC承認を得られますか? A. すべての案件で必ずPoC予算が通ることを保証するものではありませんが、意思決定者が納得しやすい「今やるべき理由」を構造的に提示できるため、承認率を高める効果が期待できます。
 PoCの費用感もシナリオに含めてくれますか? A. ケースシナリオ™自体には、費用見積もりの詳細は含みませんが、どの程度の規模感でPoCを実施するべきかを想定したストーリー設計は可能です。
 シナリオをそのままお客様に渡しても大丈夫ですか? A. はい。専門知識がなくても理解できるストーリー構造なので、営業担当者が社内稟議や意思決定者への説明にそのまま活用いただけます。なお、納品時には当社オリジナルの表紙・裏表紙が付属していますので、自社用に差し替えるか、削除してからお客様に提出されることをおすすめします。ご希望があれば、最初から表紙・裏表紙を付けずに納品することも可能です。
 個別企業向けのシナリオも作成できますか? A.  はい。受託開発・SI案件向けに、特定企業専用のフルカスタムPoC提案シナリオをご提供可能です。お客様から製品資料・ターゲット企業名・想定課題をお預かりし、公開情報をもとに詳細ストーリーを設計します
 未上場企業など、公開情報が少ない企業にも対応できますか? A.  公開情報が極めて少ない場合、シナリオの正確性が限定される場合があります。必要に応じて、業界傾向や類似企業をもとにした近似PoC提案例をご提案いたします。
 納期はどれくらいですか? A.  通常は 2〜3 週間 です。スケジュールはご相談に応じて調整可能ですので、お急ぎの場合もお気軽にご相談ください。
 支払い条件を教えてください。 A.  請求書発行後、月末締め・翌月末払いで銀行振込をお願いしております。

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お問い合わせ


ノートパソコンのキーボードをタイピングする手元のクローズアップ画像。

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